長崎県にはペーロン大会という競漕大会が恒例行事としてあり毎年県内各地で開催されます。
ペーロンとは白龍(パイロン)から来ている言葉といわれており、中国から伝わってきた細長い競漕船のことをいいます。

ペーロンには約30人ほど乗り込むことができ、大会では太鼓や銅鑼が乗せられその音のリズムに合わせて漕ぎ他のペーロンと競争します。

長崎市の手熊町でも毎年6月の第2日曜日になるとペーロン大会が行われており、一説によると「手熊町足洗いペーロン大会」は江戸時代から400年ほど続けられてきたといわれています。

手熊町足洗いペーロン大会は足洗いと田植えの労いを兼ねて豊作祈願のために行われる手熊町の伝統行事です。