長崎県の波佐見町皿山郷にある皿山大神宮では毎年8月21日に夏越祭にて県指定無形民俗文化財である「皿山人形浄瑠璃奉納公演」が行われます。

皿山郷は江戸時代には焼き物が盛んに作られていましたが、およそ250年前に享保の大飢饉の影響で売れなくなってしまいました。

そのため飢えに苦しんだ村人たちが西彼杵半島や五島・平戸へ出向き皿山人形浄瑠璃を見せて食料を得ていたことから始まったのが皿山人形浄瑠璃奉納公演といわれています。

この機会に歴史溢れる人形浄瑠璃を見て波佐見町の文化に触れてみてはいかがでしょうか。