約400年の歴史を刻んできた曹洞宗の寺院である城雲院では、佐賀城下ひなまつりに合わせて堂内の一般公開が行われます。

寺宝の「誕生図」や「涅槃図」に加え「洪浩然の大屏風一双」が同時に公開されるほか、維新期の佐賀賢人のひとり相良知安の墓所であることから、その人となりの資料も展示されます。

「喫茶去」とは、禅の用語で「お茶でも飲んでいきませんか」という意味だそうで、お茶を飲みながら自由に語り合えるイベントとして親しまれています。