「虫追い祭り」は、田主丸地域で3年ごとに行われている、江戸時代から300年以上続く伝統行事です。

虫追いとは、もともとは稲の害虫を鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし、夜は松明をつけて追い払う目的で行われていました。田主丸地区では、竹と藁で作った巨大な馬の人形が作られ、囃子に合わせながら会場をねり歩きます。

現在では、源平の物語に由来する合戦模様を再現したお祭りとして継承されており、高さ3メートルの馬の人形と、2体の武者人形とを操ります。夜の大合戦では、たいまつや火花が彩る巨瀬川に入り、武者人形をぶつけ合います。

伝統的で勇壮な喧嘩祭りを堪能できるお祭りです。