鹿島市には、鬼の面を付けて踊る民俗芸能「面浮立」と呼ばれる民俗芸能が各地に残されています。その一つ、山浦千灯篭は、能古見地区にある「山浦」と呼ばれる地で催される夏祭りで、山浦天満宮へ浮立を奉納します。

お祭り当日は、山浦分校の跡地の広場で面浮立が披露され、神事や鉦浮立の奉納も行われます。山浦地区の面浮立は「母ヶ浦(ほうがうら)系」と呼ばれるもので、華やかな衣装と音楽が特徴です。

会場となる山浦分校の周辺には田畑や緑の山々が広がり、カメラマンの人気も高いイベントです。