北九州市の小倉祇園八坂神社で7月に行われる無病息災を祈願する神事です。水無月ともいわれるこの時期、昔は水不足から疫病が流行ることも多く、お祓いをして疫病を退散させるもので、水無月の大祓いともいわれます。

人形にお祓いをする人の名前を書いて、息を吹きかけます。本殿では夏越の神事が行われ、その後、神職の人たちが参道に設けられた茅の輪を8の字にくぐります。人形の入った唐櫃が祈祷所へ運ばれ、神道護摩法でお焚き上げをしてお祓いをします。