「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(ことひらぐう)では、毎年旧暦の七夕の日に「索餅(さくべい)まつり」が行われます。
笹に短冊を飾り、家内安全や無病息災を祈願する七夕行事です。

索餅とは小麦粉と米粉を練り上げた揚げ菓子で、奈良時代ごろに中国から伝わったとされています。当時は流行り病から身を守る効果があるとして、多くの人に食べられていました。
当日は昔ながらの製法で作られた索餅が、冷たい緑茶とともに振る舞われます。