北広島町川戸で開催される「上川戸虫おくりまつり」です。

この祭りでは、稲の病虫害を防ぎ五穀豊穣を祈願する民俗行事「上川戸虫送り踊り」を見ることが出来ます。この地域の虫送りは、サネモリさんという藁人形に外注の霊を移し、川に投げ込みます。このサネモリさんとは、斎藤別当実盛という武将のことで、合戦でなくなる時に、「我は害虫になって、水田にたたる」と言い残したことで、サネモリの怨霊が害虫になって、田んぼを荒らすと考えられたようです。