広島県広島市の原爆ドームの近くにある神社「空鞘稲生神社」は、歴史は古く、私記等の諸書によると天文年間(1532年から1555年)に創建されたとされています。その後、隆興の一途をたどり、毛利氏の崇敬なかなか篤くかなりの社領をも有していました。また、昭和20年、投下された原子爆弾によりすべて灰燼に帰しましたが、同28年10月に復興、昭和50年に神楽殿が造営されました。

この神社では毎年10月に秋季大祭が行われ、奉納神楽の披露や福引のほか、露店も多数出店され、毎年広島市内外から多くの人が訪れます。