塩嶺御野立記念祭(えんれいおのだちきねんさい)は、「日本一短い祭り」として有名です。明治天皇が1880年6月に、昭和天皇が1947年10月に塩尻峠を訪問したことを記念して行われるお祭り。塩尻峠は岡谷市と塩尻市の境目であり、市長をはじめ両市の関係者が参列します。

祭りは、明治天皇の訪問を記念した石碑前で行われます。午前10時ちょうどにスタートし、「一同、礼」と頭を下げて祭りは終わります。およそ20秒ほどの短いお祭りです。祭り終了後は、周辺で参加者の懇親会が行われます。