「法雲寺 すり鉢くぐり」とは福井県小浜市にある法雲寺で、毎年6月30日、7月1日に行われる行事です。

約350年前の住職である弦鳳和尚が夢で延命地蔵尊のお告げを受け、1764年(明和元年)に始まったと言われています。

俗称「すりばちやいと」とも呼ばれるこの行事は、中風除けの大祈祷会法要の最後に行われるもので、伏せたすり鉢の底にもぐさを焚き、その下をくぐり抜けます。
7月1日の早朝4時から始まるにもかかわらず、毎年大勢の人が訪れます。