炎が残る中、法螺貝を吹いて素足で歩く山伏。

荘厳、崇高、厳粛…重たくも神々しいその風景は目を逸らすことすら出来ません。
「火渡り祭」とは真言密教加持にて重要な御護摩(浄火により災厄を祓う火の行)の修行によって世界平和、息災延命、災厄削除などを祈願するもの。

幾つかの浄めを含めた儀式の後、火が点されます。一般の方も希望者は火渡りすることが出来るようです。激しい炎、そして厳かな「火渡り祭」を一度ご覧になってはいかがでしょうか。