十三詣りとは、数え年で十三歳(満十二歳)になった男児・女児が厄除け、開運、知恵授けのために虚空蔵菩薩を本尊とするお寺にお参りする行事で、人生儀礼の一つとして行われています。

子どもたちにとっては、誕生から満十二年目を迎え干支が一巡する年であり、最初の厄年に当たります。そうした人生の節目に、知恵と福徳を備え持つ虚空蔵菩薩に一代開運を祈願します。

十三詣りは通年お詣りが可能ですが、3月25日から4月7日にかけて行われる学年祭の間は一番賑わう期間です。

十三詣り用の絵馬や参道には甘茶のテントが並び、和服を着たたくさんの親子の姿が見られます。