管粥祭は、浜松市にある明心寺の恒例行事。麦、蚕、米など作物名の書かれた細い竹筒を入れた釜でお粥を炊きます。竹筒に入ったお粥の量でその年の農作物の豊凶を占い、五穀豊穣、無病息災を祈願します。管粥祭はお堂の中での大般若祈祷会で始まります。

祈祷会が終わると、お寺の総代の人が釜から竹筒を取り出し、その中のお粥の量をみて豊凶を占います。占いに使われたお粥はお参りした人たちに振る舞われます。このお粥を食べると一年間、風邪をひかないといわれています。