十和田市藤島地区に、大屋敷の佐々木家があります。

十和田市では古くから海上の守り神として金毘羅信仰が伝わっています。

佐々木家では屋敷内に、お祀りした金毘羅権現と共に獅子舞が存在していました。

佐々木家は近江源氏の流れを汲んでいるといわれ、この地に定着した当主は、代々弥兵衛として村の要職についていました。

藤島獅子舞は十和田市の無形文化財にも指定されています。

藤島獅子舞の演目は、権現舞、神舞という祈祷舞の他10種類以上あります。

9月の初めには桂水大明神例祭でも奉納されています。

藤島獅子舞は、五穀豊穣、無病息災を祈るため地元の若者たちに受け継がれています。神事とも思える藤島獅子舞を見るために十和田市を訪れてみたいです。