1586年12月12日、鶴賀城の麓、戸次川原で、長宗我部・十河・仙石三大名の連合軍に大友軍を加えた六千余と島津軍二万五千が激突しました。この戦いで大友軍は全滅に近い憂き目にあい、流した血によって大野川を赤く染めた日々が続いたと言い伝えられております。

この歴史的な出来事を後世に伝えるとともに、地域復興の目玉として行われるのが「大野川合戦まつり」です。

祭りでは、合戦の舞台となった戸次川原で数々の郷土芸能や、合戦さながらの「大野川合戦絵巻」が繰り広げられます。また、地元の特産品や地域の味を楽しめる「大南市場」も開かれ、フィナーレには戦場で散ったつわものたちの霊を慰めるよう花火が打上げられます。