清水寺本殿のすぐ北側にある地主神社(じしゅじんじゃ)は、縁結びの神さまとして有名です。
主祭神は大国主命。創建時期は不明ですが、神代からあるとされる、古い歴史のある神社です。境内にある「恋占いの石」は若者だけでなく、海外からの参拝者があるほどの人気です。

地主神社は、桜の名所としても有名。桜の満開の時期である、毎月4月の第2日曜日に「えんむすび祈願さくら祭」は行われます。古来から、桜には神が宿るとされてきました。その桜の美しさを祝い、神々の力に感謝し、そのご利益として良縁を授かることを祈願するお祭りです。
白川女による桜の献花や、謡曲の奉納が行われます。