山口県光市にある長徳寺では、毎年3月18日が本尊11面観音の縁日でにあたることから、陶器や植木、農機具などの露店が多く出店するお祭りの日になります。
近郊からの人々で大いに賑わいます。

本尊である11面観音は、推古天皇のころ、内山氏の太祖である琳聖太子が持って来られた観音像がこの地で霊光を発したことから長徳寺を創建されたと言われているので、1,400年の歴史があることになります。
また、幕末期には給領主清水親知が私塾「慕義会場」を長徳寺境内に創設したりと、歴史とともに歩んできた寺です。