日出町の山間にある神社、遠見稲荷。
ここは昔、参勤交代を命じられていた日出町の藩主の旅の安全を願うための神社でした。
交通の関係から船の使用を余儀なくされていた藩主ですが、何かと危険なことも多い船旅を心配して行われていたといいます。

また、江戸時代には見張りどころとしての役割も果たし、日本以外の国の船の出入りを見張る重要なお役目を担っていました。

そんな遠見稲荷では、毎年9月に大祭を開催しています。
地域に古くから伝わる民俗芸能のほか、ひょっとこ踊りやカラオケ大会など様々な催しが行われます。