笠間稲荷神社の小笠原流弓馬術奉納式は、毎年9月22日に行われる祭事です。

将軍家の弓術指南役となっていた小笠原氏は、1174年に天皇より小笠原号を賜り、以来将軍家(源氏・足利・徳川)の師範として、現世まで弓術を伝え続けています。

こちらの祭事は、弓道大会を開催するにあたって、人々の心身を正し、邪心を祓う儀式となっています。
的の大きさは九寸角、串に挟んで立て、射手から的までの距離は九間となっており、古くからの古式にのっとり、厳粛に儀式が奉納されます。