群馬県高崎市では「馬庭念流」の鏡開きが毎年1月第3日曜日に行われます。

念流は約640年の伝統ある古武術で、「後手必勝」の護身の剣法。
土地の名を冠して「馬庭念流」と呼ばれ、江戸時代に隆盛を極めました。
樋口家には約420年前に伝わり、現在も研ぎ澄まされた技と折り目正しい作法が伝承されています。

鏡開きでは、摩利支天宮を礼拝し、門弟たちに入門許可状や印可皆伝などの式が執り行われます。
その後、稽古が公開され、型の披露が行われます。