五穀豊穣や家内安全、無病息災などを願い、江戸時代中期に始まったとされる、だんじり祭りです。

大きいものは重さ3~4トン、最長20メートル近くあるというだんじりを約200人で練りながら地区内を巡行した後、太鼓が打ち鳴らされる中、法被に鉢巻き姿の男たちが2基ずつだんじりを激しくぶつけ合います。だんじりをしっかりと担ぎ、互いに押し合ったり回したりして力技を披露します。

「喧嘩だんじり」とも呼ばれる、このだんじり祭り。双方がぶつかり合う勇壮な合戦の様は迫力満点です。