湊川神社の楠公祭は、毎年5月24日から26日までの3日間にわたって行われるお祭りです。
5年ごとには武者行列も開催され、より一層賑わいを見せます。(2018年に開催)

楠木正成公は鎌倉幕府の倒幕に貢献した猛将でしたが、湊川の戦いで足利尊氏軍と戦い敗走、この地で自害したと伝えられています。
幕末の志士たちはそんな楠木正成公を崇拝し、以降も精神的支柱としていました。
明治時代に湊川神社が創建されると、楠公さんと呼ばれ親しまれるようになったとのことです。

祭のステージでは居合の演武や和太鼓の演奏、楠公歌の会の合唱に剣道の形道奉納、阿波踊りや農村歌舞伎などが披露され、非常に伝統を身近に感じられるものとなっています。