木津川で水難事故にあい、亡くなられた方々の霊を慰める目的で行われる「笠置灯ろう流し」。
昭和35年に町の仏教会の和尚さん達が始めた儀式は、笠置町の夏のひとつの風物詩として引き継がれ、今では笠置町の伝統行事でとして、地元の一般住民や町外から一般の観光客も参加して行われます。
笠置大橋上流河川の両岸に並べられた約200本の松明が、川面に浮かぶ約500の紙製の灯ろうを照らし、幻想的な情景をかもし出します。