六波羅蜜寺には、開山の空也上人が時の村上天皇に薬湯を飲ませて病気を平癒させたという伝説が残っています。その故事にちなんで、現在も元旦に汲んだ水でたてたお茶に梅と昆布を入れた皇服茶が振る舞われます。

このお茶に入っている梅干しの種は金運を上げるという言い伝えがあります。皇福茶と共に厄難除けのお札も授与されるので、種も一緒に財布に入れておくと良いでしょう。

期間中、先着3000人には稲穂も授与され、お正月飾りを付けてご利益を祈願します。