関宿祇園夏まつりは江戸時代から始まった祭りです。

日中は子どもたちが中心となって山車を引いて廻ります。夜になると町内を4基の山車が華やかに練り歩きます。

北裏はからくり人形が山車の上に飾られ、木崎は山車の正面に子どもがお囃子をする場所が設けられています。

中町三番町、中町四番町はそれぞれ三と四をあしらった鬼板と呼ばれるものが飾られています。

装飾にこだわった山車も見ごたえがあります。あたりが暗くなると、町の通りには行灯が飾られ祭りの風情を感じさせてくれます。

ちなみに「関の山」という言葉は、ここ関宿の山車が通る様子から生まれた言葉と言われます。昔宿場の道は狭く、そこをぎりぎり山車が巡行する時”そこまでが精一杯”が発端です。