黒岩祇園祭は、約400年前に木曽川の反乱を恐れて水神に祈願したことが始まりと伝わる由緒あるお祭りで、一宮市の無形民俗文化財に指定されています。

水神に祈願する川祭ですが、陸で執り行われるのが特徴で、大小合わせて400個もの提灯で彩られた舟型の山車を石刀神社まで引き回します。引き回しの際のお囃子も相まってお祭りは大いに盛り上がります。

また、お祭りのフィナーレには、麦かやで作られた送り船に一切の厄を乗せて川に流す行事もあります。