延宝7年に蟻穴和尚によって美濃紙143枚に墨書された神舞書があり、「神舞一庭之次第」全42段、略式の「太神之神楽」25段が記してあり、古くから国家の大事や災害などに際し、本神舞全段が奉納されていましたが、終戦後しばらく途絶えていました。

昭和46年には地元の古老を中心として復活し、昭和54年には県指定の無形民俗文化財に指定されました。

毎年秋の例祭日に一部が奉納されます。

舞の中には南九州独特の舞も含まれ、舞庭の飾りつけについても、詳細に記されている神舞書の通りに実行されています。