毎年8月14日に真教寺付近の街道で「永谷万年願盆綱引き」が開催されます。
この綱引きは先祖のご冥福を祈り約360年も前から続く鞍手町の伝統的な文化となっており、町指定の無形文化財にも指定されています。

当日は永谷地区が上組と下組に分かれ、藤かずらなどで作られている大綱を引き手たちが坂道で引き合います。
その力強い引き手たちが体をぶつけ合う姿は鞍手町を一瞬で活気付けます。

永谷万年願盆綱引きは1650年頃に飢饉や疫病から救ってくれた博多の豪商への恩を忘れないようにと続けられてきた歴史ある貴重なお祭りとなっています。