広島県廿日市市宮島町の大聖院で、毎年3月8日に、「庖丁供養・庖丁式」を開催します。

庖丁塚の前で、庖丁に感謝すると共に、調理技術の向上を願い、また、庖丁によって調理された生き物の霊を供養します。

大聖院の座主が読経し供養した後、庖丁式が行われます。

庖丁式というのは伝統的な日本料理の儀式で、庖丁とまな箸を持ち、食材に触れずに切り分けて調理する儀式です。

食材に触れないのは穢れが移らないようにするためです。