北海道三大祭りのひとつである「根室・金刀比羅神社例大祭」は、1888年より続く長い歴史を持つ伝統行事です。
毎年8月9日に宵宮祭、10日に本祭、10日・11日に市内巡行が行われ、根室市の夏の風物詩として市民に親しまれています。

市内巡行では、奴行列を先頭に、重さ約1.5トンもの大みこしが約120人の若者により奉担され、勇ましい掛け声とともに根室市内を練り歩きます。
この神社行列のあとに、市内4つの祭典区から繰り出される趣向を凝らした山車が笛太鼓、金棒、手鼓舞、子供神輿と共に続き、約1㎞にも連なる大行列になります。

また9日・10日の夕刻より行われる4祭典区総出演による「音と力の競演」の熱演では、大勢の観客を魅了します。