毎年8月14、15日に、氏神である八幡神社の例祭、下田太鼓祭り(正式名は下田八幡神社例大祭)が行われます。

江戸時代から続く、下田の夏の風物詩の太鼓まつりは、江戸時代初期に、長い戦国の世で荒廃してしまった人々の気持ちを鎮め、町の活性化を図るため、当時の第二代下田奉行今村伝四郎正長公によって始められたと伝えられています。

シンボルとなった太鼓は、大阪夏の陣で大勝した徳川軍が大阪城に入場する際に、士気を鼓舞して打ち鳴らした陣太鼓の様子を真似たものです。

お祭りでは御神輿、供奉道具、太鼓台、子供神輿が、笛や三味線、太鼓を打ち鳴らしながら町内を練り歩き、伝説や歴史の人物を題材にした人形が山車を飾ります。

下田港では打ち上げ花火が上がります。