「日本一危険な火祭り」として知られる、鳥羽の火祭り。
燃え盛る炎で辺りは熱気にあふれ、荒々しさと迫力の入り混じる祭りです。
伝統も古く、なんと1,200年前から行われているというので驚きです。

まずは竹でできた「すずみ」と呼ばれる組み物に点火されます。
これは高さ約5mもあり、火が付くだけで迫力満点。
そして男性たちがその炎に、果敢にも飛び込んでゆくのです。

このすずみの中には神木と十二縄があり、これを取り出してお供えするまで儀式は続きます。
また、毎年変わるすずみの燃え具合により、今年の天候からそれに伴う豊穣の具合までを占うことができます。