宵宮は、太鼓と地車(だんじり)が繰り出されます。本宮はこれに加え、鯛鉾とすずめ踊りの奉納が行われます。
地車は、正面にえびす様が鯛を釣り上げる彫刻が施され、左右には”大阪夏の陣”を題材とした彫刻が施された立派なものです。この上に乗って”だんじり”を勇壮に踊ります。
鯛鉾の由来は、えびす信仰から来ているもので、えびす様が鯛を抱えていることにちなんで鯛鉾が巡幸されるようになりました。
すずめ踊りは、鯛鉾が宮入した後に奉納されます。
太鼓の心地良い音と共に、巡幸される地車や鯛鉾。野田の夏の風物詩となっています。