毎年6月初旬に長崎県長崎市三重地区では「三重地区ペーロン大会」が開催されます。
この大会ではペーロン船に約30人が乗りドラと太鼓の音に合わせて往復1150メートルを競漕します。

ペーロンとは別名ドラゴンボートといい中国から伝わってきた競漕用のボートで幅が狭く縦長となっており龍の頭や尾で装飾されていることが多いです。

ペーロン大会はおよそ360年ほど前に多くの犠牲者を出した水難事故を受け在留の唐人が海神の怒りを鎮めようと始めたといわれております。

当日の優勝者は7月末の長崎ペーロン選手権大会への出場権を獲得できます。
三重地区ペーロン大会は長崎の夏の風物詩にもなっている伝統的な大会です。