「おかげ祭り」は、旧鹿児島藩に伝わる夏祭りのひとつで、都城総鎮守といわれている神柱宮の六月灯に合わせて催される夏祭りです。

毎年7月8日と9日に行われます。8日は宵祭りといわれ、高さ4メートルの大橙籠山車8基と笛や太鼓の演奏者を乗せた台車4基が2.7キロの距離を運行します。9日は本祭りといわれ、太鼓の演奏や獅子舞、巫女による舞が奉納され、4基の神輿が神柱宮まで巡行します。

あらゆるものに感謝の気持ちを込めたお祭りで、都城盆地の夏の風物詩となっています。