御在所岳ふもとに広がる湯の山温泉は、自然豊かで四季折々の風景を楽しめます。

その場所に山岳宗教の拠点となった、三嶽寺があります。武家のまつりごとが横暴になったのをきっかけに、寺でも僧侶が武装して寺の自衛をするようになりました。

織田信長が寺の焼き討ちをするまでの長い間、鈴鹿一帯の寺を僧侶が守っていました。

僧兵の働きのおかげで湯の山温泉は長い歴史を作ることができました。僧兵の活躍に感謝を込めて温泉地では祭りを開催するようになったのです。

まるで武蔵坊弁慶のようないで立ちの人たちが登場して祭りを盛り上げています。

この祭りは供養祭から始まり、僧兵の採火が行われます。その後、特設のイベント会場では僧兵太鼓の披露やタレントのショーも行われます。