関船祭り(せきぶねまつり)は、引本神社の秋の例大祭。
始まりは江戸時代とされる、豊漁と海上安全を祈願するお祭りです。特徴は重さ1トンにもなる関船を担いで、勇壮に練り歩くこと。関船は熊野灘の海賊を取り締まったと言われる取締船で、祭りの名前の由来でもあります。

引本町は、漁師町の雰囲気ががたっぷりと感じられる場所。その風情ある町並みを、およそ全長8.5メートルもの舟形の神輿を担いで、威勢良く練り歩く様子は圧巻です。