五料の飯玉神社に合祀された水神様のお祭りで、麦わらで作ったおおきな舟が神輿として登場します。
利根川と烏川が合流する五料は、かつては船頭であり江戸時代には2つの河岸がありました。
水神様は船頭と地域を水害から守る守護神として祀られ、水難除け祈願として水神祭は始まったとされています。
祭りの1週間前の日曜日から神社の境内で麦わらや青竹を使って本物そっくりの約7mにもなる舟を作ります。
祭り当日は、子どもたちが舟をリヤカーに乗せ地区を曳いてまわり、薄暗くなる頃、麦わら舟は大人たちによって担がれ、利根川に放流します。
このお祭りは、毎年7月25に一番近い日曜日に開催されています。