緑豊かな南牧村の大日向地区では、毎年お盆中の2日間にわたって「大日向の火とぼし」と呼ばれる行事を開催しています。
これは村内にある大日向橋からわらに火をつけ、ぐるぐると回して火の輪を作るというもの。
3メートルにもなる巨大なわらの束が燃え盛り、3か所で輪を描く様子は迫力もあり、恐れ多さも感じさせます。

通常お盆といえば、火を焚いて先祖を迎えたり送ったりする際の目印とすることが多いもの。
しかしここでは、昔地域の人々が戦争に加勢した際、勝利をおさめたことを祈って行われ始めたと言われています。

伝統ある珍しい行事、お近くにお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。