国重要無形民俗文化財である「長滝の延年」と、吊り下げられた花笠を奪い合う「花奪い(はなばい)」が楽しめる祭りです。
こちらで披露される「延年の舞」は千年あまりの歴史があり、現在では全国に数カ所しか残っていないとのこと。この舞の途中から「花奪い」が行われることから、「花奪い祭り」と呼ばれることもあるそうです。
「花奪い」では、高さ6mの天井から吊るされた5つの大きな花笠(桜・菊・牡丹・椿・芥子)を、人々がやぐらを組んで奪い合います。この花を持ち帰れば、家内安全、商売繁盛になるといわれているそうです。
奪い合いをするので血気盛んな祭りではありますが、ケガをしないように気を付けて、花弁だけでも拾ってご利益にあやかりたいものですね。