祈祷会は、「へちま供養」とも呼ばれています。
へちま水はのどに良いとされ、悪いものを瓜に込めるという俗習と天台宗の病人快癒加持の秘法などが組み合わさり、「へちま供養」が始まりました。
毎年、へちまが水を一番吸い上げると言われる旧暦の8月15日にへちま地蔵に願をかけると、咳やぜんそくに効果があるとされていて、各地から咳やぜんそくに悩む人々が訪れています。

ご祈祷の後には、お供物の手作り生姜飴が配布されます。
境内には、「八万四千体地蔵」というたくさんの地蔵が並んでいます。