ときがわ町の春日神社は、南北朝時代の正平二年(1374)に建立されたと言われる神社。緑豊かな鎮守の杜です。
その春日神社の春季例祭で行われるのが、「春日神社の団子投げ」です。

氏子たちが集落ごとにお米を集め、供物のだんごを作ります。
神前に供えお祓いを受けた後、太鼓を合図に参拝者に向かって一斉に投げられます。
拾っただんごは、縁起物として持ち帰って食べます。「だんごを食べてお祝いするとお米が取れる」と言い伝えられているそうです。
農家の多い地域の、五穀豊穣、家内安全を願うお祭りです。