見事な彫刻や装飾を施された10台の山車と御輿1台が繰り出し、3日間にわたって成田山表参道やその周辺を巡行します。

初日、新勝寺で安全祈願が執り行われ、各町内の山車が集結し、一斉に踊りを奉納します。終わると街へと向かいます。
2日目、今度は成田駅前に集結し、総踊りが始まります。権現山から進発した神輿を先頭に、山車も表参道を行幸します。
最終日、山車は表参道仲町の坂を登ります。この時「総引き」という山車の引手が、一気に駆け上がる姿は勇壮で、祭りの見所の一つです。新勝寺に戻ると、神輿還御式が執り行われ、祭りの締めくくりといわれる「総踊り」が開催されます。
これが見物客40万人を集める「成田祇園祭」です。