神余(かなまり)の祭礼では、毎年7月に日吉神社の「かっこ舞い」が奉納されます。
「かっこ舞い」は五穀豊穣を祈願して獅子舞を頭に、腹に太鼓をつけて打ち鳴らしながら踊り、隣では4人の女子がカエルの鳴き声「ササラ」を鳴らし祈ります。
約200年前から伝わる神事ですが、後継者不在により何度か中断されていました。
しかし、近年は地元の若者たちによって復活し保存会もつくられており、平成8年には館山市の無形民俗文化財に指定されました。
地域の皆様に愛され守られている「かっこ舞い」をこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。