登戸稲荷は、登戸の街の総鎮守の神社。創建時期は不明ですが、境内の石狐に明治三十二年と刻まれていることから、100年以上歴史があることが分かります。ご祭神は宇迦之御魂神など。ご利益は五穀豊穣、商売繁盛、厄除、家内安全ほか。普段は静かな神社ですが、お祭りや七五三の時期には賑わう、地元で大切にされている神社です。
見どころの一つは、鏝絵(こてえ)。登戸に数多くいた腕利きの左官職人が、鏝一つで描きあげた見事な壁画(本殿外壁)が見られます。

登戸稲荷神社の例大祭は、毎年賑やかに行われます。
境内と神社周辺には、露店も多数出店。奉納神楽なども行われます。
いつもは静かな神社に、大勢の人が集まります。