麻生不動院は、真言宗豊山(ぶざん)派はの寺院。別名「木賊不動 (とくさふどう)」「火伏不動」とも呼ばれ、火伏せのご利益で有名です。だるま市の縁日に参拝すると穴あき銭(文久銭)を1枚もらえ、それを火のそばに祀っておくと、火事などにあわないとされています。

毎年1月28日には、「麻生不動だるま市」が開かれます。関東で最後の「納めのだるま市」でもあります。
七転び八起きの意味から、だるまは無病息災や家内安全の願いが込められている縁起物。麻生不動のだるま市はとても盛大で、麻生不動院の周辺は屋台でいっぱいになります。だるま以外にも、火伏せのお札や文久銭を求める参拝者が多勢集まります。時には参拝規制が行われるほどの賑わいです。