安立寺(あんりゅうじ)では、8月のお盆の時期に金沢海岸で灯籠(とうろう)流しが行われています。
「海施餓鬼(うみせがき)」と呼ばれるもので、100年以上の歴史があります。

灯籠流しは周辺住民・関係者が参加し、海難者や魚を供養するために毎年行われています。
参加者達は行燈(あんどん)を持ち、安立寺から金沢漁港まで列になり歩きます。
漁港に到着後は、安立寺の宗祖である日蓮上人が着岸したといわれる野島海岸の方向へ向かい、祈念を行います。
その後、50個ほどの灯籠を海に流す「灯籠流し」が行われます。