建設作業の安全と建物の永遠の繁栄を祈願する「工始祭(たくみはじめさい)」
1963年から毎年行っている伝統行事で全国でも珍しいものです。

装束姿の工匠が大工道具を手にし、昔ながらの職人技を再現する儀式です。鋸ノ儀(のこぎりのぎ)、墨指し・黒付ノ儀(すみさし、すみつけのぎ)、釿打ノ儀(ちょうなうちのぎ)、鉋ノ儀(かんなのぎ)などが古式にのっとり厳かに行われ、力強い音と威勢のいい掛け声で職人の気迫が感じられます。