「龍江院の火渡り」は、静岡県にある龍江院にて毎年12月16日に行われます。龍江院は火防霊山で知られており、火渡り行事は本殿にあやかって行われている師走恒例の行事とされています。

当日は、白装束をまとった人たちが祈祷をしながら護摩木を積み、火渡り道を作って火を放ちます。燃え上がる火のまわりで、人々は剣をかざして祈り厄払いをします。そのあと白装束の人たちが火の残る火渡り道を素足で歩き、続いて参拝者たちも渡り1年の安全を祈願します。